だるまの目入れっていつ? 順番はどうすればいいの?

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だるまさんがころんだでおなじみの真っ赤なだるま。

合格祈願や選挙で行われる目入れがありますよね。

だるま市に行った知人からおみやげでだるまをいただきました。

願いを込めて目を塗るといいよって言われたのですが、だるまの目のどちらから塗ったらいいのか、順番が分からなかったので調べてみました。

だるまさんの目入れはいつ入れる?

だるまの目入れをいつしたらいいのか? 特に決まりはありません。しかしだるまを家に持ち帰って置き場所を決めてから、願い事をするときに片目に入れるといいでしょう。

まずは願掛けする際に、だるまさんの左目(向かって右)からするのが一般的です。

で、願い事が叶ったら左目を入れる。

じゃあ、願いがかなわなかった場合どうすればいいのかって疑問が湧きますよね。

もし万一、残念ながら願い事が実現出来なかったら、どうする?……。

まずは無事に過ごせたことを感謝して、だるまを購入した神社やお寺などに行って、新しいだるまを買い求めるのがいいでしょう。

何で願い事を叶えてくれなかったんだーっと逆ギレするのは、お門違いです(笑)

新たに目標や願い事を決めて、だるまさんにお願いしてみましょうね。

ちなみに、選挙の当選祈願をする場合、最初は右目に入れて、当選した際に左目を入れるというネットの情報があります。

しかし動画サイトで「だるまの目入れの映像」を見てみると、左目に墨が入っていて、当選したときに右目を入れてるのが多いですね。

だるまの目入れの順番は、地域によって異なりますので、買った時に尋ねてみるとのが一番かもしれません。

人からいただいた場合は、上のやり方でいいでしょう。

なお、目入れしただるまですが、昔は神棚の向かって右側に安置したようです。

現代では家族の目に入る場所に置くのが一般的です。リビングのサイドボードにおいたり、受験生でしたら勉強机の右側においてもいいかもしれませんね。

だるまの目ってなぜ入れるの?

そもそもだるまさんにはなぜ最初から目が入ってないのでしょうか。

実は、もともとは両目が入っていました。しかし江戸時代に天然痘が流行した際に、失明する子供や病人が多くて、願掛けとして目を入れずに商人が売り始めたのが、だるまの目入れのはじまりです。

というのは当時、天然痘は疱瘡神という疫病神が起こすと信じられていて、厄除けとして赤い着物を身にまとったり、子供の顔を赤く塗ったりということが行われていたそう。

で、赤いだるまさんも縁起物・また厄除けとして守り神として選ばれていたんですね。

もう一つは、だるまの生産量日本一を誇る群馬県(上州)の養蚕農家の古い習わしとして、蚕の成長を見守るために、左目を塗りつぶし神棚に飾り、蚕の大当たりを祈願する。で無事、収穫できたときは右目を塗りつぶしたといういわれも。

だるまさんの目入れもいろんな風習があるようですね。

役目を終えただるまはその後どうすれば?

願掛けが叶って無事役目を終えた後のだるまさんはどうすればいいのでしょうか。

かわいらしいだるまさんは手元に置いておきたくなりますが、役目を終えたら、お焚き上げ供養をしてもらうといいでしょう。

地域によって異なりますが正月飾りをお焚き上げの際に、ご供養していただきましょう。

まとめ

ここまで、だるまの目入れの順番やいつ目を入れたらいいのかを調べてきました。もともとは江戸時代中期からの風習なので、これではなくてはいけないという厳密なしきたりではないようです。

最近では、選挙でだるまに目入れすることについて、目が不自由な方々への差別につながるなどという主張もあります。

個人的な意見ですが、だるまの目入れは願掛けのためですし、そもそも目がないものに目をつけるとか意味ではなく、心の目を開く意味があります。

あまりこだわらずに、だるまさんにしっかりと願い事すればいいのではないではと思いました。

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