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ある夜、風呂の使っていると足の裏あたりににぶい痛みが……。
なんだか変だな~!と思ってかかとを見たところ、かかとがひび割れていたと気づいたときのあの恐怖。
うへぇ、足のかかとが干からびた鏡餅みたいにバリバリに割れてるやんけーと、エセ大阪弁(スミマセン、大阪の人)を使って驚いてしまいました。かかとをよく見ると白い粉を吹いているようにがざがざに乾燥しきっています。
かかとのひび割れに驚くなんて、できれば二度と味わいたくないものです。まるでおばあちゃんの足みたいと子供から言われたり、旦那には、布団のなかで足を近づけるなとなじられたりとさんざんな思いをしました。
そこでかかとのひび割れの原因について徹底的に調べてみたので、よかったら参考にしてみてくださいね。
このページの目次
かかとのひび割れを発生させるおもな原因は3つ
かかとのひび割れがおもに発生する冬場は、汗をかきにくく新陳代謝が落ちて、肌が生まれ変わりが少なくなって角質となって残ってしまいます。硬くなった角質に全身の体重がかかって、ひび割れてしまいます。
そのおもな原因として下記の3つが上げられます。
- 「乾燥」
- 「足先の血流が不足している」
- 「年齢を重ねたことによる代謝の低下」
乾燥以外はなかなか自分では対策しにくいものなので、ここではおもに乾燥対策することによって、かかとのひび割れを改善していきましょう。
かかとひび割れ 思わぬ乾燥を招く意外な原因とは?
冬場は空気自体が乾燥しています。ほかにも足のかかとを乾燥させてしまう環境が日常生活のなかでたくさんあるんです。
乾燥の意外な原因とは、実は寒くなると必須の暖房器具も乾燥を招きがちなんですね。
エアコンが空気を乾燥させるのはポピュラーですが、ほかにもなにげなく使っている暖房器具のなかにも足のかかとを乾燥させる原因となっているものがあります。
お部屋のなかで使っているホットカーペットや床暖房。それから、暖かいからといって素足で床の上を歩いていませんか? 足元が暖められて、湿度が奪われてしまうので、面倒くさがらずに靴下をはくことも必要です。
お部屋には加湿器を置きたいですね! もしも加湿器がない場合は、洗濯したタオルを干したり、水を入れたコップを枕元に置くという簡単な乾燥対策もあります。
また女性の場合、特に寒がりで冷え性の方も多いですよね。
布団の中が寒くて寝付けないからと、電気毛布や電気アンカを使ってませんか? 特に電気毛布は肌から湿度を奪いがち。同じ足元を暖めるなら昔ながらの湯たんぽが、乾燥しませんし電気代もかからず便利ですよ。
それから外出時に履いている靴が足にいまいち合わない。そんな心当たりありませんか。たとえば靴底が硬い靴、靴の中にすべりやすい靴下やタイツを履いているので、足が靴の中で移動してしまい、かかとにダメージがかかっているんです。
逆に夏場のエアコンの過度な利用は空気の乾燥を招きますし、冷えも進んでしまい血流が悪くなるので要注意です。
かかとのひび割れ なるべくお金をかけずに自宅で治すには?
自宅にあるもので治すには、入浴時に軽石・かかとやすりで角質をけずる、そのあとにワセリンや保湿クリームたとえばニベア、尿素配合ユースキンなどを使うのもいいでしょう。
ほかにもこんな方法も。
オリーブオイルを使った保湿ケアです。はじめにはちみつを使うことで肌を柔らかくする効果がありますよ。
- 湯上りに柔らかくなったかかとにハチミツを小さじ1程度塗ります。
- オリーブオイルをかかとに塗ります。
- 靴下を履き、そのまま就寝
オリーブ油は酸化が心配なのでなるべく新鮮なものを使ってくださいね。1と2の手順は、お風呂の中で済ませてしまってもOKです。
またドラックストアや薬局で売られている薬用の「日本薬局方オリブ油」というオリーブ油は精製されているので食用オリーブ油と比べて匂いが少ないですし、医療用なので純度も高く、価格もリーズナブルなので@コスメなどでも人気があります。
ひび割れに治療薬やクリームを塗る際は、尿素クリームを塗るとしみたり痛かったするので、ワセリンで保護してから塗ってあげるといいでしょう。
しっかりと保湿したあとは、くたびれてあまり履かなくなったゴムひものゆるい靴下などを活用してもいいでしょう。もし靴下だと布団のなかで脱げてしまうときは、かかと専用靴下(かかとちゃん)などを購入を検討してみてはいかがでしょうか。
またお金をある程度かけてもいいという方には、市販のかかとのひび割れ専用治療クリームとして、ムヒのヒビケアFTやメンソレータムのヒビプロKTという製品もありますよ。
ひび割れして出血がある場合はオロナインなどで傷を直してから上記の方法を試してみてください。ただしあまりひどい出血があるようでしたら専門医の受診をオススメします。
いくらかかとが硬いからといって、角質ケアばかりしているとよけい角質を傷つけてしまうので、入浴時に洗いすぎないようにするなど注意したり、角質を削り過ぎないことも大事です。
本来、かかとがひび割れになってしまう前にかかとケアをしておくのが一番ですが、気づくといつの間にかひび割れしてしまったということのほうが多いではないでしょうか。
昔、母親の足のかかとを見ていて、正月明けの鏡餅みたいにひび割れるなんておばあちゃんみたいと思ってしまったことがあります。絶対にあんなふうにはなりたくないと思っていたのに、まさか自分がかかとのひび割れになってしまってちょっと愕然としてました。
気づくと自分も、あのころの母親と同じ年齢にさしかかっています。ああ、子供だったとはいえ悪いこと言ったなぁ、母親も足のかかとのひび割れには苦労していたんだなって、なんだかしんみりしてしまいました。
あわてずに、日常生活のなかで出来る事で、かかとをケアしていきたいものですね。
もしかして水虫かも?
上記のことを試して、2週間程度で改善が見られない場合や、年間とおしてかかとのひび割れが続いたりする場合は、実は水虫の可能性もあり。
えっ、と驚いてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、パートナーやご家族が水虫だったりして感染してしまうことも。
もし万一水虫が疑われるときは、早めに医者のところに行ったほうがいいでしょう。
何科を受診すればいいのかといえば、皮膚科がいいですね。
ただ、水虫ってひどくなると治すために薬を飲み続けないとダメなんですよね。爪水虫にならないように早めの対策をオススメします!
ひどくなった足をお医者さんに見せるのって勇気入りますからね。恥ずかしいですし。。
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